LABO

まなぶとはたらくをつなぐ研究所

設立のご挨拶

　ベネッセ i-キャリアは、大学教育・採用の在り方に関する調査・研究を目的として、「学生・若手社会人」と「大学・企業」を結ぶシンクタンク組織「まなぶとはたらくをつなぐ研究所」を設立いたしました。

　2015年の設立時から、ベネッセ i-キャリアでは「日本で学ぶ学生のキャリアオーナーシップと市場価値を高める」をミッションに掲げて支援を続けてまいりましたが、大学の「教育」と、企業の「採用」を取り巻く環境は、設立当時と比べて大きく様変わりしています。

　大学教育においては、学生が何を学び、何を身に付けることができるのかを明確にする「学修者本位の教育」の必要性が叫ばれる中、大学側に対しても教育改革の継続が強く求められています。今後、大学の在り方そのものが見直される機運も高まっており、学生の学びもこれまで以上に多様化していくことが予測されます。
　企業側では、人材を「資本」とみなして投資し、その価値を引き出す人的資本経営が重要視されています。そのような中で、人材採用においては手法も多様化し、母集団形成を重視した従来型の採用スタイルでは、優秀な人材を確保することが難しくなっています。また入社後の成長や柔軟にはたらける環境など、学生が企業に求めるものも大きく変化しています。
　このように、変化と多様化が激しい環境下だからこそ、改めて「まなぶ」と「はたらく」をつなぐことの重要性の高まりを再認識しています。

　「まなぶとはたらくをつなぐ研究所」では、大学教育と採用の在り方を研究し、その成果を発信することで、大学・企業双方の改革に貢献してまいります。そしてこの活動を通じて、大学、企業それぞれの活力が高まること、そして何よりも、自身のキャリアに対して主体的に取り組む「キャリアオーナーシップ」を発揮できる学生が活躍する社会の創造を目指していく所存です。

2023年10月1日
株式会社ベネッセ i-キャリア
まなぶとはたらくをつなぐ研究所
所長　小田桐 一弘

目的

「大学での学び」と「社会での活躍」の
接点を明らかにし
汗をかいた大学生が正しく評価され、活躍できる社会を
実現するための調査・研究を担う

調査・研究対象

所在地、問い合わせ先

研究レポートの発信