GPS-Academicの受検、お疲れさまでした。
スコアだけを見て終わりではなく、結果から自分の強みを見つけ出し、就活にも活かしてみましょう。
今回SやAといった高スコアを獲得した皆さんは自信を持ってください。
「思考力総合S・Aレベル」を獲得するのは、簡単なことではありません。
この結果をぜひ履歴書やエントリーシートに記載して、企業へのアピールに役立ててください。
※日付は個人結果レポート記載の受検月を入れよう
※もし面接などで「GPS-Academic」って何?と質問されたときは、「問題解決に必要な思考力を測るテスト」ですと答えればOK!
問題解決に必要な「思考力」は、学生の間だけではなく、社会に出てからも必要とされるものです。どのような仕事でも、目の前の問題を解決しなければいけない場面はたくさんあります。そのため、思考力を高いレベルで発揮できる人材は、業種や規模にかかわらず、企業にとって魅力的に見える可能性が高いです。
思考力総合S・Aレベルといった結果を履歴書やエントリーシートに記載することは、主観的な自己PRだけではない、客観的な指標で企業にアピールすることにもつながります。
GPS-Academic思考力総合スコアの大学1年生の平均は40前後と言われています。52を超えると優秀(A)、58を超えると非常に優秀(S)になり、企業や社会でも認められるレベルです。2021年度受検者の結果を分析したところ、Aレベル以上を獲得したのは上位約21%、その中でSレベルに到達したのは約7%のみでした。これは十分アピールできる結果と言えるでしょう。
2021年度 GPS-Academic 思考力総合
受検者全体結果
思考力総合のスコアは、「批判的思考力」「協働的思考力」「創造的思考力」の3つの思考力を総合的に評価したスコアになります。思考力総合でS・Aレベルを獲得した人は、3つの思考力を総合的に発揮することができる人、ということです。
批判的思考力
目的に応じて必要な情報を取り出すことができる
協働的思考力
他者との共通点や違いを理解し、尊重することができる
創造的思考力
知識や情報を組み合わせて最善の解決策を生み出すことができる
思考力の受検結果を履歴書やエントリーシートに記載する場合の記載場所やルールなどは特にありません。各企業のフォーマットに従い、アピールできそうな欄や回答部分に記入してください。ただし、企業の方が何のスコアかわかるように、以下の表記に合わせて記載しましょう。
※日付は個人結果レポート記載の受検月を入れよう
※もし面接などで「GPS-Academic」って何?と質問されたときは、「問題解決に必要な思考力を測るテスト」ですと答えればOK!
履歴書やエントリーシートでは、例えば勉強中の資格などを記載しても構わないと言われています。受け取る側の企業にもよりますが、自分が頑張っていることやスキルなどを書ける場所ですので、ご自身が「これは…!」と思ったものは、ぜひ伝えてみましょう。
「就活生向けワークシート」を使うと、GPS-Academicの受検結果を使った自己PRを作成できます。到達度が高い項目に対して、思い当たる経験を振り返り、あなただけのエントリーシートを完成させましょう。
姿勢・態度の結果からもアピールポイントを探してみよう!
今回は主に思考力総合S・Aレベルの方へ向けた話が中心でしたが、たとえ今思ったような結果でなくても、思考力は生涯を通して伸ばしていくことができます。日々の様々な場面で、考えを深めたり、意識を変えてみてください。必ずあなたの思考力も磨かれていきます。
また、就活においては思考力だけではなく、問題解決に取り組む「姿勢・態度」も重要になってきます。思考力の結果は強みとして使いづらいな…と思った方は、姿勢・態度の結果から自分の強みをアピールできるエピソードを考えてみてください。
GPS-Academicの受検によって今まで気づかなかった自分の特徴やアピールポイントが見えてきますので、先ほど紹介した「就活生向けワークシート」なども使い、自分の強みを見つけましょう!皆さんの未来が明るく素敵になるよう、応援しています。
3つの思考力を総合的に発揮できれば、必要な情報を分析し、他者から得た気づきを最善の方法で組み合わせた問題解決ができる!