そもそも批判的思考力とは?
「なぜ?」「本当?」から始める思考力

日常生活で見聞きする情報は、必ずしも絶対とは限りません。ある一面から見たものだったり、断片的なものだったりします。そこで大切なのが、必要な情報を取り出し、いろいろな観点から筋道を立てて考える「批判的思考力」です。この力があると、物事を適切に判断できたり、話し合いを建設的に進められたりします。
どうやったら力が伸びる?
情報をうのみにせず、一度立ち止まって考える習慣を!

「批判」とは、他者を非難することではなく、他者にも自分にもある良い点・悪い点を客観的に考えて、冷静に検証することを意味しています。そしてその入り口は「疑問」を持つことです。例えば他者と話すとき、そのまま受け取るのではなく「本当にそうなのか?」「どうしてそう言うのか?」を考えてみると、意見の根拠を確かめるきっかけが生まれ、論理的に考察ができます。